開運!願いが叶う行者の話

伝統仏教宗派のお寺の住職をしています。 仕事は、お亡くなられた方の供養が中心。ボランティアでお悩み相談を受けたりしています。 し

開運!供養 part16

御供養について、ご質問を受けましたのでご回答します。


この方は、長年父親の暴言など、DVに苦しめられてきた方です。


こどものころから、父親のDVに怯えて生活してきました。また、母親とも上手くいかず、家庭内は常に火宅です。
しかし、収入や介護のこともあり、
家を出ることもできません。
何で私は生まれてきたのだろうか?
御先祖さまに、感謝なんてできません。


とのことでした。


実は統計上も、
殺人事件の被害者が親族関係の割合が40%を超えるという恐ろしい統計数字があります。


他人なら我慢するところを、身内に対しては素が出るということもありますが、深刻です。


愚僧も同じ立場なら感謝もできないし、先祖のために祈るなんて、とんでもないと、考えるのは自然なことと思います。


しかし、
残念ながら、霊界で一番力を貸してくれるのは、係累の御先祖さまなんですよ。



詳しくはまた別の機会に話しますが、一見の神社仏閣に祈願するくらいなら、先祖供養なんですよ。


逆に、


御先祖さまに泣き付いたらいいです。
うちのクソ親父には、散々苦しめられています。救ってください。


率直に頼んだらいいのです。
私を守ってください。
救ってください。
逃してください。


御先祖さまには、子孫を守るお役目、使命がありますからね。


今日辛くとも、
明日には、


明日辛くとも、
明後日には。


今年辛くとも、
来年には
よくなりますよ。


そう信じて
祈りましょう。