開運!願いが叶う行者の話

伝統仏教宗派のお寺の住職をしています。 仕事は、お亡くなられた方の供養が中心。ボランティアでお悩み相談を受けたりしています。 し

実父の当病平癒 part7


念ながら、父は永眠いたしました。享年94歳


拙寺の聖天さまに湯浴供養を厳修して平癒を祈りましたが、叶いませんでした。
年齢的には天寿を全うしたと言えます。


しかし、あと2年は寿命があると、思っておりました。
聖天さまにも、あと2年、寿命を全うさせてください。
と祈りました。


また祈願寺に行って、祈願いたしました。


10年間月3回通いますので、よろしくお願いします!


と請願したのですが、、、


朝の4時頃、強いラップ音がしました。


父でした。


世話になったな。
向こうに還ることになった。
母さんをよろしく。
兄弟仲良く頼むぞ!


父の死を予感しました。


毎朝、修行の一環で犬の散歩がてら、暗譜でお経を唱えながら、産土さまを参拝します。
お宮の帷(とばり)が下がっていて。
←現実に帷が下がっていたわけではなく、神さまが後ろを向いていた。と言うことです。


こちらちで、父の往生を確信しました。


案の定、施設から父の危篤の報が入りました。


叶わなかった!


残念。無念。


父は、葬儀までお寺で眠っております。